加湿器BLOG

湿度と加湿器、時々日常について編集長見習いの藤原が語ります。

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2025年12月05日 加湿器BLOG

白い息を観測!その正体と湿度との関係

こんにちは。編集長見習いの藤原です。

今朝、通勤中に白い息を観測しました。
鼻から大きく息を吸って口からハァーと息を吐くと、ホワホワ~と白い息が出る。
これを見ると本格的な冬の到来を感じます。
お年寄りから小さな子供、並んで歩く学生から忙しそうな営業マンまで皆そろって口からモクモクと白い息を吐いているのを見ると、誰もが等しくこの寒さを感じているのだと、どこか親近感と安心感を覚えます。

 

さて、この白い息の正体は、実は「細かい水滴の集まり」です。人の吐く息の温度と外の気温の温度差が大きいときに、息が白く見えます。
これは目には見えない水蒸気を含んだ暖かい吐息が、口内から空気中に出て急激に冷やされ、水蒸気が細かい水滴に変わることで見えるようになるのです。

一般的に、人の吐息が約36℃であるのに対し、外の気温が13℃以下になると白い息が見え始めると言われています。さらに、同じ13℃以下でも、晴れの日より雨の日の方が白い息は出やすくなります。

そこで注目すべきは「湿度」です。
雨の日は空気中に多くの水蒸気が含まれており、湿度が高くなっています。この湿度の高い空気中では、吐息に含まれる水蒸気が水蒸気として存在できる限界量(飽和水蒸気量)にすぐに達してしまいます。
その結果、水蒸気として存在できなくなった水分が水滴に変化し、「白い息」として現れるのです。

 

ところで、弊社の加湿器「うるおリッチ」は、水を気化させた水蒸気で加湿する「透湿膜式」を採用しています。

そのため、先述の白い息のような細かい水滴が吹出口から出ることはなく、加湿器の周囲が水滴で濡れる心配もありません。
また、水蒸気だけを透湿膜から通し、水中のカルキ成分やカビなどの不純物は通さないため、衛生的な加湿を実現します。

「うるおリッチ」の性能についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
 

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