加湿ガイド

Theme.2加湿器の選び方

加湿方式、加湿器の選び方のポイントを確認し、
目的に合う加湿器について考えてみましょう。

加湿方式の比較

目的に合った加湿方式を選ぶために、4つの加湿方式のメリット・デメリットを見てみましょう。


  気化式 透湿膜式 蒸気式 水噴霧式
加湿方式 気化式 加湿エレメント上に滴下した水に風を当て、蒸発気化させることで加湿する。 透湿膜式水が純透湿膜を水蒸気の状態で透過し流れる風を加湿する。 蒸気式水をヒーターで熱し、その蒸気で加湿する。 水噴霧式常温の水を霧化させ、送風機で拡散させる。
メリット 消費電力が少ない。
過加湿による結露がない。
水中の不純物は純透湿膜で遮断され、清浄な水蒸気で加湿。過加湿による結露がない。 水を加熱することで、水中の殺菌効果が期待できる。 消費電力が少ない。
デメリット 加湿エレメント上に不純物が堆積したり、雑菌が繁殖し、空気中に飛散する可能性がある。 定期的に純透湿膜の排水(洗浄)が必要。 スケール付着対策に別途純水装置が必要。
消費電力が大きい。
水中に含まれる不純物が空気中に飛散する(白粉現象)

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加湿器を選ぶときのポイント

  1. Point1加湿能力は適切か

    加湿能力は「㎖/h」(毎時○○ミリリットル)や「㎏/h」(毎時○○キロ)の単位で表され、「1500㎖/h」であれば、1時間あたり1500mlもしくは1.5㎏の水蒸気を空気中に放出できるという意味です。この値が大きくなればなるほど一度に加湿できる能力が高くなり、より広い部屋の加湿ができます。
    機種選定をするときに適用床面積(部屋の広さ)を目安にしますが、「天井の高さ」「換気量」「温度」も湿度に影響するため、単純に部屋の広さだけで選んでしまうと「加湿器を使っているのに湿度が上がらない…」ということにもなりかねません。
    的確な選定を行う場合「必要加湿量」を求めることで環境に見合った選定が可能です。

  2. Point2「お手入れ」の手間を考える

    加湿器は空気清浄機やエアコンと違い、スイッチさえ入れれば使えるものではなく『給水』をしなければなりません。毎日のことになりますので、使い勝手や付属部品のお手入れについても確認が必要です。 設置台数が多くなるとメンテナンスや給水の管理者があやふやになりがちです。現実的にスタッフでお手入れが可能か、人員やお手入れ内容を事前に確認しましょう。


    • 本体のサイズと重さ

      加湿器は意外と大きいもので、加湿方式によっては加湿器の周辺が濡れることもあるため、設置スペースも考慮して選びましょう。また、加湿器は季節製品となるため、使わない季節は収納場所も必要になることも忘れずに。

    • タンクの大きさ

      要加湿量が大きい場合や連続で長時間使用する場合、タンクの容量が小さいと給水が頻繁に必要となるため、日々の負担が大きくなってしまいます。タンクの容量は必要加湿量や使用時間を考慮して選びましょう。

    • フィルタのお手入れや交換の必要は

      加湿方式によりフィルタのお手入れ方法は異なりますが、交換の有無・頻度・着脱のし易さなどを確認しましょう。 交換不要のフィルタも増えていますが、何もしなくていいのではなく、フィルタを洗うお手入れは1~2週間に1回程度必要です。フィルタのお手入れや交換を怠ると加湿能力の低下や雑菌の飛散に繋がり不衛生になってしまいます。お手入れがしやすくて、加湿能力の高い加湿器を選び台数を減らすことで負担を軽減できます。

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  3. Point3「付加機能」は必要ないか

    加湿器には加湿だけでなく、空気清浄機能や脱臭機能のあるタイプがあります。 必要に応じて目的にあった機能がついたものを選んでください。


    • 人のため

      ウイルス対策や健康管理のために設置するなら、空気清浄機能や殺菌機能付が効果的。


      「人のための加湿」について

    • 産業のため

      【目的:高い湿度を保つ】加湿量の高い強力で大型のもの

      【目的:クリーンな加湿】不純物を放出しないタイプ

      【目的:除電対策】イオナイザーなど静電気除去装置を併用


      「産業のための加湿」について

  4. Point4「耐用年数」について

    長く使えるものかどうかを確認しましょう。フル運転させると数年で買い替えが必要になることも。メーカー保証は通常1年ですが、業務用ならそれ以上の保証を受けられる場合もあります。

業種別にみる、加湿器選びのポイント

医療・福祉施設

医療・福祉施設
  • 抵抗力の弱いお年寄りや子供が多い施設なので、雑菌の飛散などを防ぐためにも衛生的な加湿器を選びましょう。
  • 人の出入りが多く、待合室や共用部とオープンな空間が多いので、大型の加湿器が適しています。
  • 使用台数が多くなってしまうと、運用するスタッフに設置状況を周知することが大変で、場合によっては給水がされていない加湿器も出てくるため、能力の高い大型加湿器を少ない台数で運用すると効率的です。
  • 断続的に臭いが発生する環境では、換気量が多くとられていて湿度があがりにくいため、換気が何回転とられているかしっかり確認しましょう。

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オフィス・店舗

オフィス・店舗
  • 設置台数が多いと給水やメンテナンスが従業員の負担になるため、お手入れの負担が少ない加湿器を選びましょう。
  • 広いオフィスでは、大型の加湿器や天井に埋め込むタイプの加湿器を選びましょう。
  • 換気が多くとられているオフィスは湿度が上がりにくいため、換気量の調整をしましょう。
  • オフィス内の温度が高いと湿度は低く乾燥してしまいますので、エアコンの設定温度をなるべく低めに調整しましょう。

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学校・教育施設

学校・教育施設
  • 小さな子供が触ってしまうと火傷などの危険性があるので、熱くならない加湿器を選びましょう。
  • 休み時間ごとにドアや窓が開放されたりするので、短時間で加湿できるものを選びましょう。
  • 抵抗力の弱い子供の多い施設なので、衛生面も考慮しましょう。

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工場施設

工場施設
  • 機械の熱を排出するために換気量をたくさん取っているところも多く、広いスペースの加湿が必要なため、業務用の強力な加湿器や必要加湿量に見合うものを選びましょう。
  • チリやホコリが多い環境ではフィルターの目詰まりも起こしやすく頻繁な清掃や交換が必要なため、お手入れのし易いタイプを選びましょう。
  • 水道水を使用しての加湿は白粉(ミネラル成分など)の付着の原因にもなるので、水の前処理は行いましょう。それが困難な場合は、水の前処理が不要なタイプの加湿器を選びましょう。

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必要加湿量の求め方

必要加湿量は次式の計算より求めることができます。


必要加湿量の求め方

計算例

  • 部屋面積 750㎡、天井高2.5m、換気回数1.0回/h
  • 外気0℃、50%(絶対湿度0.0019㎏/㎏')の時に、室内を20℃、40%(絶対湿度は0.0066㎏/㎏')まで加湿する場合

換気量(V)=(部屋面積)×(天井高)×(換気回数)なので、

必要な加湿量
=1875㎥/h×1.2㎏/㎥×0.0047㎏/㎏'
=10.6㎏/h

したがって、1時間に10.6㎏以上の加湿能力をもつ加湿器を選定する必要があります。
加湿量の強力な大型の加湿器や業務用の加湿器であれば、少ない台数で必要な加湿量を満たすこともできますが、加湿量の小さい小型の加湿器では多くの台数が必要になり、給水やメンテナンスが負担になってしまいます。
効果的な加湿を行うためにも、加湿器の特長を知り、運用後のお手入れについても十分考慮し、適切な加湿器を選びましょう。

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