加湿器BLOG

湿度と加湿器、時々日常について編集長の中村が語ります。

飲食店の横並びは逆に危険!?湿度の重要性。新型コロナ対策には加湿と換気!

2020年10月16日 加湿器BLOG

飲食店の横並びは逆に危険!?湿度の重要性。新型コロナ対策には加湿と換気!

どうも編集長の中村です。

先日ニュースで理化学研究所がスーパーコンピューターの富岳を使った、新型コロナウイルスの飛沫の広がりを予測した結果が報道されていましたね。

飲食店では横並びが推奨されてきましたが、実際には衝立などが無い場合、横並びのほうが距離が近い為、対面で座るよりも5倍もの飛沫量になり感染リスク大だそうです。

実際、知り合いと横並びで座ったら間違いなく会話しますし、よくよく考えれば当たり前の結果と言えば当たり前ですよね。

他にもオフィスにおける飛沫感染と湿度の関係についても発表があり、1.8メートルの距離でお互い向かい合った状態で、湿度30%の状態と60%、90%の状態での到達率が30%の状態では6%ほどが到達していたのに対し、60、90%では2%前後に抑えられたようです。

これも毎年言われている、インフルエンザウイルス対策の湿度40%以上と同じ理屈になります。コロナでも湿度が感染予防につながると考えられていましたが、実験により裏付けられた形となります。

それに伴い、発表の中でオフィスの湿度60%、エアロゾルの希釈のための換気をと言われていましたが、これは実際に実現するのはかなりのハードルとなります。

相対湿度を上げるうえで、一番難しいのが換気とのバランスになります。

さらに冬場の相対湿度60%というのはかなりの加湿量が必要なります。

一般的な家庭用加湿器、弊社が扱っているような業務用加湿器にもいえる事ですが、対応平米数や畳数、坪数は相対湿度40%を目標としたものが多いです。

冬場のオフィスの環境は相対湿度20%前後が多い為、そこから湿度60%まであげ、さらに定期的に窓をあけて換気を行うというのは、かなりのハードルになります。

それこそ家庭用加湿器で実現するのは不可能ですし、業務用加湿器でも相当台数が必要になります。

非常に難しい課題ではありますが、これらをなんとかクリアしたいという方は一度弊社までお問い合わせください。出来うる限りのご提案をさせていただきます。

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