加湿器BLOG

湿度と加湿器、時々日常について編集長の中村が語ります。

加湿器の適正台数のお話し

2018年08月30日 加湿器BLOG

加湿器の適正台数のお話し

どうも編集長の中村です。

8月も終わりに近づき、秋に近づいてきました。

弊社でも業務用加湿器のうるおリッチへの問合せが多くなってきており、今回はその中で初めて利用される皆様によくご質問される台数のお話しをしたいと思います。

家庭用の加湿器、業務用加湿器問わずよく○○畳用とか○○㎡用という数値を見たことがみなさんあると思います。

あれは特定の条件下で加湿器を運転すると○○%まで相対湿度があがる広さがこのくらいですよといった目安になります。

ですので、お客様がご利用を想定している場所の条件によっては対応する広さ以上にカバー出来る場合もあり、その逆で全く足りていないということになります。

分かりやすく平面の広さの単位である「㎡」や「畳」「坪」といった単位で表すことがほとんどですが、厳密に言えば相対湿度は空気中の水分量の飽和水蒸気量が何%かという話しになりますので、2次元の平面ではなく3次元の高さも重要になります。

100㎡でも天井の高さが2mの場合は200㎥になりますよね。

同じ100㎡でも天井の高さが4mの場合は400㎥です。

空気の量は同じ100㎡でも2倍も差があります。

これに換気量、室内の温度が関係してきます。

換気量は読んで字の事ですが、換気の量ですね。
どれだけ空気中の水分量が多くても、空気が頻繁に入れ替わるような場合はいつまでたっても相対湿度はあがりません。

次に室温です。
空気中の水分量は室温が高ければ高いほど空気中に多く存在できます。
逆に室温が低いと空気中の水分量は少ない量しか存在できません。

少し難しい言葉ですが、「絶対湿度」というものの事ですね。

同じ相対湿度40%でも室温が10℃と25℃では空気中の水分量は大きく違います。

上記のことを踏まえ、適正台数をお客様にご提案する必要が出てきます。

そうは言っても、換気量、室温、天井の高さ、広さとかわからないよ!!という方も多くいらっしゃいます。

そういった時は気軽に弊社までお問合せ下さい。
地域にもよりますが、現場を見せていただきご提案させていただきます。

今年の冬に向けて家庭用加湿器、業務用加湿器を検討されているお客様はご一報ください。

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