更新日:2023.07.04 公開日:2018.07.27 身近な湿度のおはなし

気温が低くても熱中症になる?

毎日、溶けるような暑さが続いていますね…

総務省消防庁の発表によると7月4日~10日の間で、
昨年の約4倍の4,659人の方が熱中症で救急搬送されているようです。

熱中症というと、気温が高い日になりやすいと思われがちですが、
気温がそれほど高くなくても湿度が高い日は、注意が必要です。

湿度が高いと、汗が蒸発しにくく体に熱がこもるため
体温が下がりにくくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ
熱中症になりやすいと言われています。

環境省の熱中症予防情報サイトでは、
熱中症の危険度を判断する数値として
主に「気温」「湿度」「輻射熱」の3つを取り入れた温度の指標を
「暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)」として発表しています。

計算時の比率は
「気温」「湿度」「輻射熱」= 1:7:2とされており、
湿度が7割を占めていることから、湿度が高いときほど
熱中症に気をつける必要があることが分かります。

「猛暑日続く」というようなニュースが連日流れていることもあり、
気温ばかりに気を取られがちですが、
熱中症には湿度を下げる対策も有効ということを覚えておきたいですね。

 

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