更新日:2022.09.05 公開日:2022.08.29 うるおLabo

産業のための加湿

目次

湿度不足が産業に与える影響

▼工場や電算機室

工場や電算機室

空気が乾燥すると物の表面が乾き、電気がより流れにくくなります。湿度不足によって、静電気が帯電しやすくなり、不快な電撃を起こします。発生した静電気により、塵埃付着、印刷機械やコピー機の紙詰まり、繊維のからみの原因になり、コンピュータの誤動作や、機械の故障の原因となります。

▼青果物や絵画、古美術品

青果物や絵画、古美術品

野菜は90%前後の水分を含んでおり、その5%が減少すると、鮮度や品質が低下し、商品価値がなくなるといわれています。絵画や古美術品は、湿度不足により作品のひび割れや、ひずみ、劣化を起こします。

湿度不足によって、モノの「劣化」や「破損」「生産効率低下」を引き起こすこともあるため、産業において湿度コントロールは重要な課題です。

産業のための空気調和

人以外の動物や物品の品質管理や生産能力の向上の為に最適な室内の空気環境を作りだすことを「産業用の空気調和」と言い、対象は、印刷や精密機器製造などの工場、農園芸施設、食品貯蔵施設、コンピュータルームなど、物が製造される場所や食物が保管される場所になります。
最適な温度や湿度の条件は業種や対象となるものによって異なりますが、いくつか例をあげてみましょう。

最適な温室度の目安

キャベツ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウ、イチゴ
キャベツ、ダイコン、ニンジン、ホウレンソウ、イチゴ
温度:0℃湿度:90〜100%

野菜には90%前後の水分が含まれており、その内の5%が失われると、商品価値がなくなってしまう為、水分の蒸散を抑えるよう、低温度と高い湿度を保つ必要があります。高温度で高い湿度を設定した場合、微生物が繁殖し腐敗の原因となりますので、気をつける必要があります。

お肉・鮮魚・チーズ
お肉・鮮魚・チーズ
お肉温度:0℃湿度:90〜100%
鮮魚温度:0.5〜1.5℃湿度:65〜70%
チーズ温度:-0.5〜7℃湿度:65〜70%

お肉や魚などには、およそ75%前後の水分が含まれており、表面が乾いてくると色が悪くなったり、変質の原因になる為、表面からの水分蒸発を防ぐ必要があります。

きのこ栽培
きのこ栽培
培養温度:20〜23℃湿度:67〜70%
熟成温度:24〜25℃湿度:70〜75%
芽出温度:15〜16℃湿度:90〜95%
生育温度:14〜15℃湿度:85〜90%

栽培過程によって、適した環境が違います。
それぞれの過程に適した温室度環境を作る必要があります。

博物館・図書館
博物館・図書館
博物館温度:21.1〜22.2℃湿度:50〜55%
図書館温度:21.1〜23.3℃湿度:40〜50%

展示しているものや本が、変質・変形しないように、温度や湿度を調節し、保存環境をつくる必要があります。

印刷工場
印刷工場
温度:24〜27℃ ±3%湿度:46〜48% ±2%

紙にも5〜7%前後の水分が含まれています。
水分の蒸散による紙の伸縮を抑えたり、紙詰まりの原因となる静電気を防止する為にも、湿度管理が必要です。

電算機室
電算機室
温度:22℃ +5℃ 4℃湿度:40〜70%

湿度が高すぎると結露が発生しショートを起こす可能性があり、湿度が低すぎると静電気が発生し電子機器の停止や損傷に繋がる恐れがあります。精密機器の機能維持の為にも、湿度管理が必要です。

参考文献:野菜園芸大百科
共通技術、先端技術、品質:鮮度、養液栽培、施設・資材、バイオテクノロジー
(農山漁村文化協会 1989/12)

産業における適正な空気環境を作りだす業務用加湿器「うるおリッチ」

うるおリッチは、工事不要ですぐに導入できる、業務用の殺菌機能付き空気清浄加湿器です。
1台で150平米の広範囲をカバーする加湿・空気清浄能力をもち、医療施設や福祉施設の共用スペース、オフィス、など、さまざまな環境で感染症対策としてご利用いただいております。

うるおリッチが産業の現場で活躍するポイント

▼「加湿」と「イオナイザ」で効率的に除電

紙の密着や部品の破損など、加湿とイオナイザの組み合わせでより効率的な除電を実現しました。

▼スポットで清浄な加湿エアを放出

ミネラルやカルキを放出させず純水水蒸気で加湿する透湿膜式の採用で、クリーンな加湿を実現しました。

▼軟水装置やRO膜による事前処理不要

水道水をそのまま利用しても白粉を出さないので、造物に対して影響を与えず、運用の負担軽減を実現しました。

うるおリッチの導入事例

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