更新日:2022.08.26 公開日:2019.03.01 身近な湿度のおはなし

雨になると古傷が痛む…?

「雨になると古傷が痛む」ということを聞いたことはありますか?

実際に天気が悪くなると、古傷だけでなく体のどこかが痛くなったり、
めまいや眠気、イライラしたりと体に不調が現れる方もいらっしゃると思います。

このように天気によって引き起こされる体調不良を「気象病」といい、
その中でも片頭痛や関節痛、古傷が痛む等痛みを伴うものは「天気痛」と呼ばれています。

天気痛を含む気象病は、気のせいではなく、
実際に、気温や湿度、気圧の変化によって引き起こされることが分かっています。

気圧の変化だけでも症状や痛みが出るようですが、
そこに温度や湿度の変化も加わると、さらに症状や痛みが出やすくなるそうです。

特に症状が出やすい季節は、気圧の差が大きい台風のシーズン、
低気圧が長く居座り湿度が高くなる梅雨の時期と言われており、
特に、耳が敏感な人がなりやすいと考えられています。

耳というのは内耳のことを言い、
内耳が気圧の変化に敏感だと、交感神経が興奮してめまいが生じたり、
痛みを感知する神経が刺激されることで古傷や関節が痛くなるそうです。

また、気圧の変化だけでなく湿度が高くなる影響で体がむくみ、
傷跡が圧迫されることも古傷が痛む原因とされています。

先月の加湿ニュースでは、乾燥が体に与える影響についてお伝えしましたが、
湿度が高すぎても、体に悪影響を与えてしまうようです。

規則正しい生活を送り自立神経を整える習慣を心がけることが大切ですが、
加湿器、除湿器を使って湿度のコントロールもしていければ良いですね。

気象の変化による、めまいや片頭痛の予防には酔い止めの薬、
関節痛や古傷が痛むときは除湿、患部を温めることが効果的だそうなので、
気象病で悩まれている方は、試してみてはいかがでしょうか。